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| 福島第一原子力発電所５号機の定期検査状況について |
平成15年７月17日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所 |
当所５号機（沸騰水型、定格出力78万４千キロワット）は、平成15年２月11日から第19回定期検査を行っており、定期検査の最終段階に実施する作業を慎重に進めてまいりましたが、７月11日、原子炉格納容器内で主蒸気逃がし安全弁＊１１台の弁駆動用窒素ガス供給ラインのチューブから微量な漏えいを確認しました。
漏えい量はわずかであり、当該弁作動機能上は問題となるものではありませんが、念のため、当該チューブの取り替えを実施しました。なお、現在機能確認を実施中です。
＊１ 主蒸気逃がし安全弁
原子炉圧力が異常上昇した場合、原子炉圧力容器保護のため、自動あるいは手動により蒸気を逃す弁で、他に非常用炉心冷却系を作動させるための自動減圧装置としての機能を持っている。 |
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