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プレスリリース

福島第一原子力発電所3号機原子炉格納容器漏えい率検査の延期について
平成15年3月5日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所・3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)は、第19回定期検査における原子炉格納容器漏えい率検査を3月10日に受検するための準備をすすめてまいりました。
 
 しかしながら、3月4日、制御棒駆動水圧系挿入・引抜配管の取替工事にかかる使用前検査において、制御棒の挿入・引抜の試験を行っていたところ、一本の制御棒の挿入時間が規定時間を超えたため一旦検査を中止し、再度挿入速度調整を行った後、日を改めて再受検することといたしました。
 
 このことから当所3号機の制御棒駆動水圧系の検査および作業の要領等の再点検を行うことといたしました。
 
 なお、今回の事象に鑑み、今後実施する検査および作業の要領等の再点検も併せて行うことといたします。
 
 以上のような状況から、当面、原子炉格納容器漏えい率検査をはじめとした各種試験・検査を延期することといたしましたのでお知らせいたします。
 
以 上

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