４号機の原子炉起動について｜原子力｜東京電力

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原子力の取り組み

福島第一原子力発電所トップ

平成18年３月１日

４号機の原子炉起動について

　当所４号機（定格出力78万４千キロワット）は、「福島第一原子力発電所４号機の復水器の真空度低下による出力降下等の調査状況について（平成18年２月28日）」でお知らせしましたとおり、今後、プラントを起動し出力を上昇させて、復水器真空度に係るデータの幅広い採取や現場での機器の状態確認などの原因調査を実施し、調査結果を踏まえて必要な対策を行うこととしております。

　また、「福島第一原子力発電所４号機タービン建屋内における水漏れの調査結果について（平成18年２月28日）」でお知らせしましたとおり、高圧復水ポンプ入口側の配管に取り付けられたサンプリング配管については、溶接部の強度を高めた配管に取り替えるとともに、振動対策としてサポートを追設し、プラント起動時に振動測定を行い、対策の妥当性を確認することとしております。

　以上のことから、当所４号機は、３月１日０時０１分に制御棒の引き抜きを開始し、原子炉を起動いたしました。

　なお、「福島第二原子力発電所３号機で使用していた原子炉再循環系配管に関する調査状況について（平成18年２月７日）」の件に関しましては、当所４号機の当該配管に関する過去の超音波探傷検査の記録等について調査を行い、問題のないことを確認しております。

以　上

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