福島第一原子力発電所トップ

平成17年2月14日
6号機の起動状況について
 

 当所6号機(定格出力110万キロワット)は、2月11日より発電を開始し出力上昇中のところ、2月13日午前中に「湿分分離器ドレンタンク*1Aレベル低」の警報が発生しました。
 状況を確認したところ、ドレンタンクの水位を調整している常用系調整弁の他に、バックアップ系調整弁*2が動作し、ドレンタンクのドレンが排水され「レベル低」の警報が発生したことがわかりました。
 原因の調査を行ったところ、ドレンタンクのバックアップ系調整弁用の水位計が、実際の水位よりも高めの水位を検出したためと推定されました。
 今後、この水位計の調整を行うことといたします。
 なお、6号機は現在、出力を82万5千キロワットで一定にした状態で安定に運転しております。
 

以 上
 
 ≫ 現在の発電機出力はこちらから
 
*1:湿分分離器ドレンタンク
 湿分分離器は、高圧タービンと低圧タービンの間に設置され、蒸気中に含まれる水分を除去する装置で、この湿分分離器で除去した水分を回収するためのタンク。
 
*2:バックアップ系調整弁
 通常、湿分分離器ドレンタンクの水位は常用系調整弁で調整していますが、水位がさらに上昇するとバックアップ系調整弁が動作しドレンを排水します。



 
 

ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします