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6号機原子炉格納容器低電導度廃液サンプの監視強化について

 当所6号機は定格出力にて調整運転中ですが、本日実施した原子炉格納容器低電導度廃液サンプ*1水の定例分析(1回/3ヶ月)において、通常検出されない短半減期核種*2が検出されました。短半減期核種は原子炉水に含まれており、原子炉水が当該サンプに流入している可能性があるため、本日午後4時30分より当該サンプ水の分析頻度を週1回とするとともに、原子炉水の流入に関する関連パラメータ*3の確認を1日1回から1時間1回とし、監視強化を図ることといたしました。
 なお、当該サンプへの流入量は、前回のプラント停止前に比べ若干上回っておりますが、この量は保安規定に定める制限値に比べ十分低く、また関連パラメータに有意な変動は認められないことから、現状ではただちに運転に支障を及ぼすものではありません。
 
 これによる外部への放射能の影響はありません。
 
以 上
 

* 原子炉格納容器低電導度廃液サンプ
 原子炉格納容器内の機器からの排水を受けるために一時貯蔵する槽。
 
* 短半減期核種
 短時間に放射能が半分になる放射性物質。
 
* 関連パラメータ
 格納容器内の温度・圧力・露点温度、原子炉再循環ポンプ軸封部圧力・温度および格納容器内機器からの排水量等。
 


<系 統 概 略 図>
 

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