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6号機圧力抑制室内目視点検作業におけるビニール袋等の回収について |
当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年9月30日より第18回定期検査を実施しておりますが、平成16年7月7日、作業員が圧力抑制室内の目視点検を行うための準備作業を実施していたところ、午後2時45分頃ペーパータオル1枚、シート片1枚、ボールペン1本と思われるものを発見いたしました。
(7月7日お知らせ済み)
その後回収作業を実施した結果、ペーパータオルと思われたものは古く変色したビニール袋(約34cm×約15cm)、ボールペンと思われたものは古いサインペン(長さ約15cm×直径約1cm)であることが分かりました。また、シート片と思われたものは網ですくったところ、網の中に何も残らなかったことから、水面上に浮いていた塵状のものであったと推定いたしました。
今回発見されたものは、圧力抑制室内の最終確認事前準備作業(平成16年6月25日終了)以降実施した低圧炉心スプレイ系ポンプ*の運転や圧力抑制室の水張り作業によって圧力抑制室内の水位が変動したことなどにより、点検時確認しづらい部位および壁面等の水面近傍に付着していたものが移動してきたと推定しております。
なお、圧力抑制室内の最終点検は7月下旬まで予定しております。
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以 上 |
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低圧炉心スプレイ系ポンプ
原子炉水位が異常低下した場合に、原子炉に水を補給する系統のポンプの一つ。
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<参考図> |
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