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平成16年12月24日 |
5号機タービン建屋内における水漏れについて
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平成16年12月22日午前10時35分頃、定期検査中の5号機タービン建屋地下1階で、主復水器の水抜き弁の養生部から水が漏れたことを、協力企業の作業員が発見いたしました。この水抜き弁は分解点検のために上部を取り外しており、ビニール袋で養生しておりました。
調査の結果、主復水器内の清掃作業で発生した水の排水作業と、排水ラインに設置された当該弁の分解点検を同一時期に実施しており、排水作業にともない、当該弁の養生部から水が溢れたことが分かりました。
対策として、同一時期に複数の作業が関連する場合は、作業工程を確認し、実施時期の調整を十分行うよう再徹底いたします。また、本事象について、発電所内で事例検討を行うとともに、協力企業へも周知し、再発防止に努めてまいります。
なお、漏れた水の量は約3.5リットル、放射能量は約3.8×104ベクレル(ラジウム温泉の約0.38リットルに相当する量)でした。
これによる外部への放射能の影響はありません。
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以 上 |
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