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4号機原子炉建屋における油漏れについて

 平成16年10月18日午後4時頃、運転中の4号機原子炉建屋地下1階の制御棒駆動水圧系ポンプ*1(B)付近の床面に油溜まり(約3m×約30cm)があることを、協力企業作業員が発見いたしました。
 漏えいは制御棒駆動水圧系ポンプ(B)に潤滑油を供給するフィルタ部からであり、当該ポンプを予備機の(A)ポンプに切り替えることにより、漏えいは停止いたしました。
 漏えい量は約1.8リットルで放射能は含まれておらず、漏えい拡大防止のための堰内に留まっていました。
 
 調査の結果、漏えいは潤滑油フィルタ*2ケースの銘板取り付け部(はんだ付け)からであることがわかりました。今後、当該フィルタケースの取り替えを実施いたします。
 なお、漏れた油については拭き取りにより清掃を実施いたしました。
外部への放射能の影響はありません。
 
以 上
 

*1  制御棒駆動水圧系ポンプ
 制御棒を引き抜いたり挿入したりする動作に必要な水圧を供給するポンプ。
 
*2  潤滑油フィルタ
 制御棒駆動水圧系ポンプ軸受け等に供給する潤滑油のゴミを除去する装置。



これは「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における区分3の事象として、前日に発生した不適合事象を公表しているものです。

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