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4号機使用済燃料プールでのらせん状の金属切削片の回収について |
当所4号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)につきましては、定格出力にて運転中ですが、平成16年8月20日午前9時35分頃、使用済燃料の構内輸送作業*にともない、使用済燃料プール内において構内輸送容器内の使用済燃料の装填状況を確認していたところ、使用済燃料上部にらせん状の金属らしきものを1個発見いたしました。(8月20日お知らせ済み)
その後、8月21日に回収作業を行い、同日午前11時50分にらせん状の金属切削片(長さ約4cm、直径約3mm)を回収いたしました。
当該切削片は、昨年8月の使用済燃料プール内の点検作業時には確認されなかったこと、ならびに使用済燃料プール内での作業状況を確認したところ、当該切削片が発生するような作業がなかったことなどから、昨年8月以降に使用済燃料プールの外からプール水中に混入したものと推定しております。
今後も、整理・整頓・清掃を着実に実施することとします。
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構内輸送作業 |
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原子炉建屋の使用済燃料プールから構内にある使用済燃料共用プールへ専用の輸送容器を用いて輸送する作業
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<添付図>
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4号機 使用済燃料プールでのらせん状の金属切削片の回収概要 |
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