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定期検査中の3号機原子炉建屋における水漏れについて |
平成16年9月5日午後5時20分頃、定期検査中の3号機原子炉建屋1階の原子炉格納容器機器搬入口上部より水が滴下していることを現場作業員が発見いたしました。
現場を確認したところ、残留熱除去系の弁交換工事にともない、当該系統内の水抜きをした後に当該配管の切断(漏えい箇所を含む)を行い、続いて補給水系につながる近傍配管を切断する作業を実施しておりました。
水漏れの原因は、当該漏えい箇所の配管を切断した後、漏えい防止のための養生を行いましたが、その養生が不十分であったため、近傍配管を切断した際、事前の水抜きでは抜けきれなかった水が養生部から漏れ出たものと推定しております。
今後、漏えい防止の養生については、今回の事例を踏まえ、適切に実施するよう努めてまいります。
漏れた水の量は約5リットル、放射能量は約2.8×105ベクレル(ラジウム温泉の約2.8リットルに相当する量)でした。
これによる外部への放射能の影響はありません。
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以 上 |
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