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2号機タービン建屋換気系排気筒モニタの一時的な欠測について

 当所2号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)は、定格出力で運転中のところ、平成16年9月26日午後9時9分、2号機中央操作室にて、2号機タービン建屋換気系排気筒モニタに関する警報*1が発生いたしました。運転員が現場を確認したところ、午後9時17分に当該モニタのサンプリングポンプ*2(B)が停止していることを確認しました。

 当該ポンプが再起動できないことから、午後9時20分に予備機のサンプリングポンプ(A)を起動し、サンプリングを再開しました。

 なお、当該ポンプが停止していた間、2号機タービン建屋換気系排気筒モニタの指示値が欠測しておりましたが、他の放射線モニタ等の指示値に異常がないことから、放射性物質の放出はなかったものと評価されます。

 また、当該ポンプについては、今後点検することといたします。
 
以 上
 

*1 2号機タービン建屋換気系排気筒モニタに関する警報
 2号機タービン建屋内の空気を環境へ放出する際、排気中の放射線を測定する装置に異常が生じた場合に発生する警報。
*2 サンプリングポンプ
 2号機タービン建屋換気系排気筒から放出される排気をサンプリングするポンプ。


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