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定期検査中の1号機非常用ディーゼル発電機定例試験の不具合について

 平成16年9月7日午前10時40分頃、定期検査中の1号機非常用ディーゼル発電機*1(B)の定例試験を実施したところ、所内電源に接続できない事象が発生しました。
 その後の調査において、所内電源系に接続する際に使用する同期検出継電器*2の動作範囲が狭く接続できなかったことが判明したため、同期検出継電器の調整を行った結果、ディーゼル発電機は所内電源に接続できました。
 今後、同期検出継電器の動作範囲が狭かった原因について調査いたします。
 
(参考)
 同期検出継電器は定例試験など手動で非常用ディーゼル発電機を所内電源系統に接続するために使用するものであり、非常時には非常用ディーゼル発電機が自動起動し、同期検出継電器を使用せずに自動で接続されることから、安全上問題はありません。
 
以 上
 

*1 非常用ディーゼル発電機)
 所内電源喪失時に所内へ電源を供給するためのディーゼルエンジン駆動の非常用発電機。
*2 同期検出継電器
 運転員の誤操作防止を目的として、非常用ディーゼル発電機を所内電源に接続する際、発電機と所内電源の電圧と周波数を検出し、接続可能な動作範囲を制限する装置。



これは「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における区分3の事象として、前日に発生した不適合事象を公表しているものです。

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