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6号機原子炉建屋内における水漏れについて
 
 6号機は制御棒駆動水圧系挿入・引抜配管の取替工事を実施しておりますが、平成16年1月25日(日)午後5時49分、原子炉建屋格納容器内制御棒駆動水圧系挿入・引抜配管の継手部(接続途中で開放となっていた配管)より水が滴下していることを作業員が発見いたしました。
 その後、午後6時23分に当社社員により水漏れが停止したことを確認いたしました。
 原因は、当該取替工事において、原子炉下部にある制御棒駆動機構取り付け部に耐圧試験用閉止蓋を取り付ける際、閉止蓋のパッキンがずれたことにより、取り替え中の制御棒駆動水圧系挿入配管の継手部(接続途中で開放となっていた配管)から原子炉格納容器内に原子炉水が漏えいしたものです。
 対策として、耐圧試験用閉止蓋取り付け時に、制御棒駆動水圧系挿入・引抜配管側へ漏水がないことを確認いたします。
 なお、現場にて床面に残留していた水の総量および全放射能量を評価した結果、水の量は約4.7リットル、放射能量は約1.2×105ベクレル(ラジウム温泉の約1.2リットルに相当する量)でした。
 これによる外部への放射能の影響はありません。

以 上
 
これは「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における区分3の事象として、前日に発生した不適合事象を公表しているものです。

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