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6号機における発煙について |
当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年9月30日より第18回定期検査を実施しておりますが、本日午後2時7分頃、原子炉建屋の原子炉格納容器内において発煙があると作業員より当直長へ連絡があり、運転員が現場に急行し、午後2時13分頃現場の発煙がタバコの煙程度であり、徐々に静まりつつあるのを確認しました。
その後、到着した上位職者とともに現場の状況を確認していたところ、午後2時30分頃煙は収まりました。この状況について、午後2時41分に消防署に連絡しました。
調査の結果、計装用空気系*配管の修理工事中に、グラインダーによる磨き作業の火の粉が近傍の弁棒の潤滑用グリースに飛び、発煙したものと思われます。
これによる周辺への放射能の影響はありません。
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以 上
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* 計装用空気系
各建屋内における空気作動の装置・制御器に清浄な圧縮空気を継続して供給する設備。
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<参考図>6号機原子炉建屋2階配置図(53kB) |
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