福島第一原子力発電所トップ
定期検査中の福島第一原子力発電所6号機における原子炉圧力容器内への
応力改善装置部品脱落の調査回収状況について
|
当所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につきましては、平成15年9月30日より第18回定期検査を実施しておりますが、制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ*の応力改善作業を実施中、12月20日応力改善装置が停止いたしました。このため、12月21日分解点検を実施し、午後9時30分頃当社が装置先端駆動部のボールベアリング鋼球(直径0.7mm)20個が脱落していることを確認いたしました。 |
(12月22日お知らせ済み) |
その後の調査により、当該ボールベアリング鋼球は当初60~62個が封入されており、その中の27~29個が脱落したことがわかり、本日までに炉底部および原子炉圧力容器外より計9個回収しております。
引き続き、炉底部の吸引清掃等を行います。
|
以 上 |
* 制御棒駆動機構ハウジングスタブチューブ
制御棒駆動機構が納められている筒(ハウジング)を原子炉圧力容器に固定するための継手 |
|
|