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5号機タービン建屋給水加熱器室における水漏れについて

 運転中の5号機において、平成15年12月27日(土)午前11時40分頃、タービン建屋1階の給水加熱器*1室の床に水が溜まっていることを当社社員が発見いたしました。
調査したところ、漏洩した水の量は約800リットルで、放射能は含まれていないことを確認いたしました。
 原因は、給水加熱器室(1階)上部にある換気空調設備室(2階)内に設置されている空調機冷却用コイルの中の水を当該設備の近傍にあるファンネル*2を通して抜く作業を実施していたところ、給水加熱器室内のファンネルから逆流し、給水加熱器室内に溜まったものです。
 これによる運転への影響並びに外部への放射能の影響はありません。
以 上
*1 給水加熱器とは
 原子炉でつくった蒸気は、復水器という設備で冷やして水に戻し、再び原子炉に送っています。給水加熱器は、原子炉へ戻す水を、熱効率を上げるため、温度を上げる(あたためる)ために使用するもので、タービン建屋内の給水加熱器室という部屋に設置されています。
 
*2 ファンネルとは
 発電所の施設内に設置されている排水口のこと。
 
 
これは「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における区分3の事象として公表しているものです。

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