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5号機「主蒸気管チャンネルB圧力低」警報の発生について

 平成15年12月9日(火)午前4時39分頃、定格出力(78万4千キロワット)にて運転中の5号機中央操作室において、「主蒸気管(注1)チャンネルB圧力低」警報が発生いたしました。
 直ちに原子炉の状態を確認したところ、原子炉出力に変化はなく、原子炉の運転状態も安定しており、原子炉の安全に問題ないことを確認いたしました。
 警報発生の原因は、主蒸気管に設置された4個の検出器(注2)のうち1個が、誤信号を発したものと推定されます。
 今後、当該検出器の点検・修理を実施し健全な状態に復帰いたします。
 本事象による外部への放射能の影響はありません。
以 上
(注1)主蒸気管
 原子炉で発生した蒸気をタービンまで導く4本の配管です。
 
(注2)主蒸気管に設置された検出器
 主蒸気管には、圧力を測定するための検出器が設置(4個)されています。これらの検出器により、主蒸気管の圧力を測定し、その圧力が低下した時に警報が発生します。
 
 
<参考図>
主蒸気系系統概略図(8kB)
 
これは「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における区分3の事象として公表しているものです。

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