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5号機高圧注水系タービン蒸気管排水ラインからの
微少な蒸気漏えいについて

 平成15年12月5日(金)午前0時20分頃、定格出力にて運転中の5号機原子炉建屋地下にある高圧注水系※1ポンプ室において、高圧注水系タービン蒸気入口配管の排水ライン配管接続部から微少な蒸気漏えいをパトロール中の当社運転員が発見しました。
その後、当該配管接続部の増し締めを実施し、同日午前7時5分に蒸気漏えいが停止しております。
なお、これによる高圧注水系の機能および安全性に影響はありません。
 また、外部への放射能の影響はありません。
以 上
※1 高圧注水系
 非常用炉心冷却系の一つで、配管等の破断が比較的小さく、原子炉圧力が急激には下がらないような事故時、蒸気タービン駆動の高圧ポンプで、原子炉に冷却水を注入することのできる系統
 
これは「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における区分3の事象として公表しているものです。

添付図 高圧注水系系統概略図

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