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定期検査中の4号機原子炉格納容器内における
非放射性の水漏れについて

 
 平成15年11月26日(水)午前10時50分頃、定期検査中の4号機原子炉格納容器内にて、原子炉再循環ポンプ(A)※1モータークーラー出口フレキシブルチューブ※2より、モーター冷却用の非放射性の水が漏れていることを当社社員が確認しました。
 漏れた水は床に設置してある排水口へ流れておりましたが、速やかに水漏れを停止させました。
 なお、水漏れしたフレキシブルチューブは、新しいものに取り替えることとします。
 また、放射能による外部への影響はありません。
 
以 上
 
<参考図>
 4号機原子炉格納容器内水漏れ箇所概要図(8kB)
 
 
※1:原子炉再循環ポンプ(A)とは
 原子炉圧力容器の中の水(冷却材)を循環させるポンプで、運転中はポンプの回転数(スピード)を制御することで、原子炉の出力をコントロールしています。
 このポンプは2台設置されており、その1台をポンプ(A)と呼んでいます。
 
※2:モータークーラー出口フレキシブルチューブとは
 原子炉再循環ポンプには、動力となるモーターを冷やすためのクーラーが取りつけられており、クーラーに水を循環させることで冷やしています。
 このクーラーを循環する水が流れる配管には、振動に強いホースのような配管を使用しており、これを「フレキシブルチューブ」と呼んでいます。
 
 
これは「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における区分3の事象として、前日に発生した不適合事象を公表しているものです。

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