福島第一原子力発電所トップ
2号機電源盤の損傷について |
平成15年12月2日(火)午後1時43分、2号機タービン建屋1階の電源設備室で火災報知器が動作いたしました。
ただちに、当社社員が現場にて確認したところ、電源盤※1からの発煙があったため、この電源盤の電源を切りました。その後、電源盤の内部を確認し、電磁コイル※2等が変色し損傷しているのを発見いたしました。
また、消防署へ連絡し、消防署員による現場確認の結果、設備故障であり、「火災ではない」と判断されました。
電磁コイル等が損傷した原因については、現在調査をしております。また、この電源盤の中にはブレーカーが入っており、このブレーカー全部を予備品と交換します。
これによる外部への放射能の影響はありません。
|
以 上 |
※1 電源盤
電源盤の中にはブレーカー(一般のご家庭にあるブレーカーと同じ様なもの)が入っており、大型ポンプなどの電源スイッチとして使用されています。
※2 電磁コイル
電源盤の中の遮断器を遠隔操作(電源入・切)するための部品。
|
これは「当社原子力発電所における不適合事象の公表方法の見直しについて」(平成15年11月10日お知らせ済み)における区分3の事象として、前日に発生した不適合事象を公表しているものです。 |
|
|