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福島第一原子力発電所4号機における
シュラウドの点検状況について
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平成14年10月24日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所 |
当社は「原子力発電所における点検・補修作業に係わる不適切な取り扱い」に関し、シュラウドに「ひびまたはその徴候」の疑いがあるプラントを順次計画的に停止し、今回指摘されている部位および他の部位の溶接線点検を実施しております。
9月24日から10月11日にかけて、シュラウドの目視可能な全ての溶接線について水中カメラ*を用いて調査を行った結果、9月30日に内側溶接線(H4)近傍の1ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しました。
(9/30、10/11お知らせ済み)
その後、当該部分(約180mm×約80mmの範囲に枝分かれしたχ字型のもの)について、超音波探傷検査を実施した結果、深さが最大約13mmのひびであると評価しました。
なお、ひびが発生している中間胴の厚さは約40mmです。
今後、原因と対策について検討を進めてまいります。 |
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10~30cm離れた距離から直径1/1000インチ(25.4/1000ミリ)のワイヤが識別できる程度の精度の水中カメラ |
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