地下水が原子炉建屋等に流れ込むことで増加する汚染水の量を減らすため、凍土方式の陸側遮水壁を設置して、汚染源に「近づけない」取り組みを行っています。この地中の氷の壁は、1号機から4号機の原子炉建屋やタービン建屋等を囲い、山側から海側に向かって流れている地下水を遮水する効果があります。
陸側遮水壁の概要
陸側遮水壁俯瞰図
陸側遮水壁断面図
■陸側遮水壁の構成
- 延長 約1,500m
凍土量 約7万m2(1~4号機建屋を囲んだ場合)
陸側遮水壁
- 冷媒(ブライン:~-30℃)を製造する設備
凍結プラント
陸側遮水壁の設置プロセス
フェーズ1
設置工事完了
2016年2月)
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フェーズ2
凍結を開始
(2016年3月)
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フェーズ3
一部を除き完成
(2018年3月)
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