プレスリリース 1999年

福島第二原子力発電所3号機の定期検査開始について



                        平成11年12月10日
                        東京電力株式会社

 当社は、12月12日から福島第二原子力発電所3号機(沸騰水型、定格   
出力110万キロワット)の第10回定期検査を開始いたします。

1.定期検査のための停止期間
   平成11年12月12日から84日間の予定

2.定期検査を実施する主な設備
(1)原子炉本体
(2)原子炉冷却系統設備
(3)計測制御系統設備
(4)燃料設備
(5)放射線管理設備
(6)廃棄設備
(7)原子炉格納施設
(8)非常用予備発電装置
(9)蒸気タービン

3.定期検査中に実施する主な工事等
(1)燃料集合体の取替え
    燃料集合体764体中約180体を取り替える予定です。なお、取替 
   燃料のうち約140体については、9×9燃料を装荷する予定です。
(2)出力領域計装検出器の取替え
    出力領域計装検出器43本中7本を取り替える予定です。
(3)アクシデントマネジメント対策工事
        当社は、アクシデントマネジメント(注)の整備案をとりまとめて
   いますが、このたび、アクシデントマネジメント対策として、直流
   電源供給能力を向上させるため、隣接プラントから融通できる電源
   ケーブルを3号機側に布設します。
 
(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その安全性をより
  一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点から、原子炉の設計にお
  ける多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは考えられない炉心損傷に至る事
  故(シビアアクシデント)に対しても、その発生の防止、影響を緩和するための措
  置を講じておくというもので、原子炉設置者である電力会社が自主的に行うことと
  しています。
                                                            以 上


<参考>当社原子力発電所の現況

  福島第一・1号機(46万キロワット)          運転中
           2号機(78万4,000キロワット)     運転中
            3号機(78万4,000キロワット)     定期検査中
            4号機(78万4,000キロワット)     運転中
            5号機(78万4,000キロワット)     定期検査中
            6号機(110万キロワット)         運転中
 福島第二・1号機(110万キロワット)         運転中
            2号機(110万キロワット)         運転中
            3号機(110万キロワット)         12月12日より
                       定期検査開始予定
            4号機(110万キロワット)         運転中
  柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)         運転中
            2号機(110万キロワット)         運転中
            3号機(110万キロワット)         運転中
            4号機(110万キロワット)         運転中
            5号機(110万キロワット)         運転中
            6号機(135万6,000キロワット)   運転中
            7号機(135万6,000キロワット)   運転中



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