プレスリリース 1999年

定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所5号機の発電開始について



                              平成11年7月6日
                          東京電力株式会社

 当社・柏崎刈羽原子力発電所5号機(沸騰水型、定格出力110万       
キロワット)は、平成11年5月10日以来、第7回定期検査を実施してまい
りましたが、7月5日午後5時32分発電を開始いたしました。
 今後、定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能
検査を受け、7月下旬頃に定期検査を終了する予定です。

 今回実施した主な工事は、以下のとおりです。

(定期検査中に実施した主な工事)
(1)燃料集合体の取替え
    燃料集合体764体中204体を取り替えました。
(2)出力領域計装検出器の取替え
   出力領域計装検出器43本中6本を取り替えました。
(3)アクシデントマネジメント対策工事
    アクシデントマネジメント(注)対策として、非常時に隣接プラン
   トから低圧電源盤に電源を供給できる工事を実施しました。
(4)制御棒の取替え
    日本原子力発電(株)東海第二発電所の定期検査中に発見された
   不具合(制御棒ハンドル部のひび)のあったものと同一メーカー製
   であり、かつ同時期に製造された制御棒を、念のため実績のある他
   タイプの制御棒に取り替えました。

                                                           以  上


(注) アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その安全
   性をより一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点から、
   原子炉の設計における多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは考え
   られない炉心損傷に至る事故(シビアアクシデント)に対しても、その発
   生の防止、影響を緩和するための措置を講じておくというもので、原子炉
   設置者である電力会社が自主的に行うこととしています。

<参考>当社原子力発電所の現況
福島第一・1号機(46万キロワット)      運転中
     2号機(78万4,000キロワット)    定期検査中
     3号機(78万4,000キロワット)    運転中
     4号機(78万4,000キロワット)    運転中
     5号機(78万4,000キロワット)    運転中
     6号機(110万キロワット)     運転中
福島第二・1号機(110万キロワット)      運転中
     2号機(110万キロワット)      運転中
     3号機(110万キロワット)      運転中
     4号機(110万キロワット)     調整運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)     運転中
     2号機(110万キロワット)     運転中
     3号機(110万キロワット)     運転中
     4号機(110万キロワット)     運転中
     5号機(110万キロワット)          7月5日から発電開始
     6号機(135万6,000キロワット)   運転中
     7号機(135万6,000キロワット)   運転中



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