平成11年7月2日
東京電力株式会社
当社は本日、平成10年11月4日に申請しました福島第一原子力発電所3号機に
おけるプルサーマル計画(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料[MOX燃料]
の採用)等に関する原子炉設置変更許可申請につきまして、通商産業大臣より許
可をいただきました。
なお、欧州からのMOX燃料輸送を含む諸準備にあたっては、安全を最優先に
万全を期してまいる所存です。
以 上
(参考)
福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル計画について
1.概要
ウラン資源の節約と有効利用等の観点から、福島第一原子力発電所3号機にお
いてプルサーマル計画(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料[MOX燃料]の
採用)を実施する。
福島第一原子力発電所3号機では、平成11年10月からの定期検査でMOX燃料
32体を装荷する計画で、以降、順次MOX燃料を装荷していくが、MOX燃料の
炉心装荷体数は最大で 240体であり、炉心装荷率は1/3程度までとなる。
2.経緯
平成10年8月18日 福島県ならびに大熊町、双葉町へ安全協定に基づく
「事前了解願い」を提出
平成10年11月2日 福島県ならびに大熊町、双葉町から事前了解
平成10年11月4日 原子炉設置変更許可申請
平成11年3月15日 通商産業大臣から原子力委員会及び原子力安全委員会に
対して諮問
平成11年6月28日 原子力安全委員会より通商産業大臣に対して答申
平成11年6月29日 原子力委員会より通商産業大臣に対して答申
平成11年7月2日 原子炉設置変更許可
以 上
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