平成11年５月31日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京電力株式会社


　当社は、６月５日の「環境の日」にちなみ、明日６月１日（火）から30日（水）
までの１ヶ月を『TEPCO環境月間』とし、環境保全にちなんだ各種行事を実施いた
します（1979年の第１回以来21回目の実施。これまでは「環境週間」として毎年
実施してまいりましたが、今年から「環境月間」として実施いたします）。

　当社は、従来から環境保全を経営の最重要課題のひとつと位置づけ、大気汚染防
止をはじめとする各種の環境保全対策や自然保護活動、資源リサイクル活動などを
自主的、先見的に推進してまいりました。特に今日、世界的な課題となっている地
球温暖化防止の視点では、ＣＯ2の排出抑制のために、
　・発電段階でＣＯ2を排出しない原子力発電を中心とするバランスのとれた
　　電源構成
　・火力発電の熱効率向上
　・エネルギー効率の高い機器の開発や普及への協力
　・お客さまへの省エネルギーの呼びかけと各種コンサルティング・情報提供
など、需給両面にわたる各種の取り組みを進めております。また、こうした実績や
成果は「環境行動レポート」としてとりまとめ、1992年から毎年１回公表しており
ます（今年は７月に公表予定）。

　このたびのキャンペーンでは、こうした当社の環境保全への取り組みをご紹介す
るとともに、自然環境や環境保全の大切さを自然に親しみながら学んでいただける
よう、次のとおり様々な行事や活動を展開いたします。


○「TEPCOペアウォッチング体験ツアー」（お客さま２人１組での自然観察・学習ツ
　アー：６月～10月実施）
○「TEPCOペアウォッチング作品コンテスト」（お客さま２人による自然観察につい
　ての記録作品をご応募いただくコンテスト：募集受付期間は環境月間終了後の７月
　～10月）
○電力館（渋谷）やTEPCO銀座館においては、「環境」をテーマにしたトークショー
　やアート展など様々なイベントを実施。また、当社の主なＰＲ施設で、当社の環境
　対策を紹介したパネル展示やビデオ放映などを実施
○当社事業所のうち29カ所で、「ボタニカルアート（植物細密画）体験教室」や「水
　博士の何でも水講座」など、自然環境の大切さを知っていただくことをテーマとし
　たイベントを実施

  このほか、６月５・６日に代々木公園でおこなわれる「世界環境デー記念東京都フ
ェア」への協力、地域清掃活動、発電所見学会など、自治体や地域社会と一体となっ
た行事を各地で実施する予定です。

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