平成10年７月30日
                                                   東京電力株式会社



  福島第一原子力発電所６号機（沸騰水型、定格出力110万キロワット）
は、約109万キロワットで運転中のところ、本日午後２時10分頃、運転員
のパトロ－ル時に、タービン建屋１階のタービン抽気系ドレン配管から
わずかな蒸気の漏えいが発見されたことから、原子炉を手動停止し、詳
細点検を行うこととしました。
  このため、本日午後３時10分から出力降下を開始し、明日午前０時頃発
電機を解列、明日午前４時頃原子炉停止の予定です。
  なお、外部への放射能の影響はありません。
  また、資源エネルギー庁による国際原子力評価尺度（ＩＮＥＳ）暫定評
価では、０－  と評価されています。
                                                            以  上