プレスリリース 1997年

定期検査中の福島第一原子力発電所4号機で発見された不具合について


                         平成9年10月13日
                         東京電力株式会社

 当社は、平成9年9月18日から福島第一原子力発電所4号機(沸騰水型、
定格出力78万4千キロワット)の第15回定期検査を実施しておりますが、
本日、炉内中性子計測装置を収納している管(中性子計測ハウジング)の
応力腐食割れに対する予防保全工事を実施するため、準備作業として管内
部をテレビカメラにより点検したところ、内表面にひびを発見しました。
 詳細については、現在調査中です。
 なお、外部への放射能の影響はありません。

 また、資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫
定評価では、0-とされております。

                              以  上


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