プレスリリース 1997年

福島第二原子力発電所2号機の手動停止の原因と対策について


                              平成9年5月20日
                            東京電力株式会社
                                
 すでにお知らせいたしましたとおり、当社・福島第二原子力発電所2号機
(沸騰水型、定格出力110 万キロワット)は、定格出力で運転中のところ、
排ガス放射線モニタの値が増加する傾向が認められましたので、4月29日
原子炉を停止し、燃料集合体全数 (764体)の調査を行った結果、原子炉内部
炉水への漏えいのある燃料1体が認められました。
 このため、当該燃料集合体を健全なものに取り替えることといたしました。
 なお、準備が整い次第、運転を再開する予定です。
 また、資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫定
評価では、0- とされております。

                              以 上


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