福島第二原子力発電所2号機の手動停止について
平成9年4月29日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、
定格出力にて運転中のところ、排ガス放射線モニターの指示が増加する傾
向が認められました。
燃料からの微少漏洩の可能性も考えられることから、念のため原子炉を
停止して原因の調査を行なうことといたしました。
同号機は、本日0時より出力降下を開始し、同日午前5時30分に発電機
を解列しました。
なお、本事象による外部への放射能の影響はありません。
また、資源エネルギー庁による国際原子力評価尺度(INES)暫定評
価では、0-とされています。
以上
|