平成9年3月17日
東京電力株式会社
当社・福島第二原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワ
ット)は、平成9年1月31日以来、第10回定期検査を実施してまいりまし
たが、16日午前7時00分、発電を開始いたしました。
今後、定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能
検査を受け、4月中旬頃に定期検査を終了する予定です。
なお、今回実施した主な工事は別紙のとおりです。
以 上
(別紙)
定期検査中に実施した主な工事
1.燃料集合体の取り替え
燃料集合体764本中190本を取り替えました。なお、取替燃料の一部と
して、9×9燃料を少数体(8体)装荷しました。
2.出力領域計装検出器の取り替え
出力領域計装検出器43本中6本を取り替えました。
3.地震感知器の設定値の変更
地震時に原子炉を自動停止させる地震感知器の設定値を、より余裕を
持ってプラントを停止できるよう変更しました。
以 上
<参考>当社原子力発電所の現況
福島第一・1号機(46万キロワット) 調整運転中
2号機(78万4,000キロワット) 定期検査中
3号機(78万4,000キロワット) 運転中
4号機(78万4,000キロワット) 運転中
5号機(78万4,000キロワット) 運転中
6号機(110万キロワット) 運転中
福島第二・1号機(110万キロワット) 運転中
2号機(110万キロワット) 3月16日より
発電開始
3号機(110万キロワット) 運転中
4号機(110万キロワット) 運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット) 運転中
2号機(110万キロワット) 停止中
3号機(110万キロワット) 運転中
4号機(110万キロワット) 運転中
5号機(110万キロワット) 運転中
6号機(135万6,000キロワット) 運転中
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