プレスリリース 1997年

柏崎刈羽原子力発電所2号機の燃料集合体からの微少な漏えいについて


                                                  平成9年1月27日
                                                  東京電力株式会社


                                                                
  すでにお知らせいたしましたとおり、当社・柏崎刈羽原子力発電所2号
機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、定格出力で運転中のとこ
ろ、わずかに排ガス放射線モニタの値が上昇傾向を示し、燃料集合体から
原子炉内部の炉水へ漏えいの懸念があったため、平成8年12月16日から開
始した第5回定期検査において、燃料集合体全数(764体)の調査を行っ
てまいりました。
  調査の結果、漏えいのある燃料集合体1体が認められました。
  このため、当該燃料集合体を健全なものに取り替えることといたしまし
た。
  なお、外部への放射能の影響はありません。
  また、資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫
定評価では、0-(マイナス)とされております。


                                                            以  上


(注)本件は法律に基づく報告対象事象ではありません。



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