プレスリリース 1996年

試運転中の柏崎刈羽原子力発電所6号機の手動停止について


                                                  平成8年8月24日
                                                  東京電力株式会社


  柏崎刈羽原子力発電所6号機(改良型沸騰水型、定格出力135.6万キロ
ワット)は、定格出力で試運転中のところ、運転範囲内ではありますが、
原子炉水中のよう素濃度及び排ガス放射線モニタの指示に増加傾向が認め
られました。このため、燃料からの微小漏えいの可能性が考えられるので、
念のため原子炉を停止して燃料集合体の漏えい検査を行うこととし、本
日午後5時15分より出力降下を開始しました。
  なお、本事象による外部への放射能の影響はありません。
  また、資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫
定評価では、0(マイナス)とされております。


                                                            以  上


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