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プレスリリース 2015年

福島復興大型石炭ガス化複合発電設備の実証計画に係る環境影響評価準備書の届出について

2015年11月25日
東京電力株式会社

 当社は、2014年1月に認定された新・総合特別事業計画に50万kW級の世界最新鋭の高効率石炭火力発電所(IGCC)の建設・運転プロジェクトを挙げておりますが、環境影響に係る調査・予測並びに評価についてとりまとめた「福島復興大型石炭ガス化複合発電設備実証計画環境影響評価準備書*1」(以下「準備書」)を広野地点については当社単独で、勿来地点については常磐共同火力株式会社と共同で、本日、経済産業大臣に届出するとともに、福島県知事へ送付いたしました。また、あわせて広野地点の準備書については広野町長ならびに楢葉町長へ、勿来地点の準備書についてはいわき市長へ送付いたしました。

 なお、本準備書につきましては、環境影響評価法に基づき、関係する行政機関において縦覧するとともに、当社ホームページにて公表いたします。また、同法に基づき、準備書の記載事項に関する説明会を開催いたします。

 当社は、福島の復興に向けた取り組みを最優先課題として掲げておりますが、本プロジェクトを通じて、浜通り地区における経済再生*2を後押しするとともに、福島県がクリーンコール分野で世界をけん引していく拠点になることを目指しております。
 本プロジェクトの実現に向けて、国、福島県、関係自治体等のご協力やご支援を賜りながら、当社として最大限の努力をしていくことで、着実に計画を推進してまいります。

*1 当社広野火力発電所構内ならびに常磐共同火力株式会社勿来発電所隣接地に、世界最新鋭の大型石炭ガス化複合発電設備(IGCC)を導入するために必要な環境影響評価法及び関係省令に基づく手続きであり、全4段階の手続きのうち3段階目に該当

*2 建設最盛期には両地点を合わせて1日あたり最大2,000人規模の雇用を創出し、環境アセス着手から運用を含めた数十年間で、福島県内に1基あたり総額800億円の経済波及効果と試算

<事業の内容:広野地点>
 名称:福島復興大型石炭ガス化複合発電設備実証計画(広野)
 原動力の種類:ガスタービン及び汽力(コンバインドサイクル発電方式)
 出力:54万kW
 燃料:石炭
 運転開始時期:2021年9月(予定)
 位置:福島県双葉郡広野町大字下北迫字二ツ沼58(広野火力発電所構内等)

<事業の内容:勿来地点>
 名称:福島復興大型石炭ガス化複合発電設備実証計画(勿来)
 原動力の種類:ガスタービン及び汽力(コンバインドサイクル発電方式)
 出力:54万kW
 燃料:石炭
 運転開始時期:2020年9月(予定)
 位置:福島県いわき市佐糠町、岩間町、小浜町、仁井田町、錦町
 (勿来発電所構内、その隣接地、取放水設備及び配管等)

<別紙>「環境影響評価準備書」の縦覧ならびに説明会について(PDF 134KB)PDF
<参考> 環境影響評価の手続き(PDF 260KB)PDF

※プロジェクトの環境影響評価手続きについてはホームページに掲載しております。
http://www.tepco.co.jp/fukushima_hq/reconstruction/igcc2-j.html

以 上

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