トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所H5タンクエリア内堰の雨水の漏えいについて(続報)
2015年9月10日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所H5タンクエリア内堰の雨水の漏えいについての続報です。
H5タンクエリア内堰および外堰内の雨水の分析結果をお知らせします。
<H5タンクエリア内堰内の雨水>
・セシウム134:検出限界値(0.58 Bq/L)未満
・セシウム137:検出限界値(0.73 Bq/L)未満
・全ベータ :34 Bq/L
<H5タンクエリア外堰内の雨水>
・セシウム134:検出限界値(0.92 Bq/L)未満
・セシウム137:検出限界値(0.80 Bq/L)未満
・全ベータ :13 Bq/L
H5タンクエリア外堰の排水弁については、BC排水路の水質への影響を考慮し、漏えい確認後、速やかに「閉」としましたが、以下の処置等によりBC排水路の水質に影響を与えるおそれがなくなったことから、9月9日午後10時58分に「開」としました。
・内堰内部の漏えい箇所に土嚢を設置、また、漏えい箇所にコーキング処置
を行い、同日午後10時55分に漏えいが停止したこと
・H5タンクエリア外堰に溜まった雨水の回収が完了したこと
・H5タンクエリア外堰の分析結果については、全ベータが13 Bq/Lであり、BC
排水路の通常の降雨時の値より低い値であったこと
また、内堰からの漏えい量については、9月9日午前7時40分のパトロールにおいて漏えいが無いことを確認しており、それ以降に当該箇所から漏えいが発生、当該箇所の漏えい拡大防止処置が完了した同日午後0時まで漏えいが継続したと仮定し、約63L(鉛筆芯2本程度(14.4L/h)で漏えいが継続していたと仮定)と算出しました。
以 上
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