トップページ > リリース・お知らせ一覧 > プレスリリース > 2015年 > 福島第二原子力発電所 原子力事業者防災業務計画に基づく復旧計画書に係る実施状況報告(最終報告)の補正の提出について
2015年9月4日
東京電力株式会社
当社福島第二原子力発電所は、原子力事業者防災業務計画に基づき策定した復旧計画書に則り、プラントの冷温停止維持に係わる設備等の復旧を進めてまいりましたが、2012年5月17日に4号機、同年9月21日に共通設備における3・4号放水口モニタ設備、同年10月11日に3号機、2013年2月15日に2号機、同年2月18日に共通設備における1・2号放水口モニタ設備に続き、このたび1号機において、冷温停止の維持に係わる設備等の本設設備への復旧が完了(2013年5月30日)いたしました。
これにより、復旧計画に基づく冷温停止維持に係わる設備等の復旧がすべて完了したことから、復旧計画書に係るこれまでの実施状況について報告書にとりまとめ、2013年6月5日、内閣総理大臣、原子力規制委員会、福島県知事、楢葉町長、富岡町長に提出いたしました。
(2013年6月5日お知らせ済み)
その後、2014年9月25日から26日にかけて行われた原子力規制庁による立入検査をふまえ、実施状況報告書の記載について一部補正を行い、本日、再提出いたしました。
引き続き、「特別な保全計画*」に基づき、設備の計画的な点検を実施し、冷温停止維持に係わる設備等の健全性を確保していくとともに、福島第二原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。
以 上
*特別な保全計画
自然災害や事故等の発生によりプラントを長期に停止する場合や、プラントがその保守管理を行う観点から特別な状態にある場合に、当該プラントの状態に応じ、特別な措置(保守管理の方針策定、目標策定、実施計画策定及び実施、定期的な評価・反映)を講じることが法令で要求されており、これに基づき策定した計画が「特別な保全計画」である。
福島第二原子力発電所1~4号機においては、2011年東北地方太平洋沖地震発生以降プラントが停止状態にあることから、原子炉の冷温停止を安定的に維持するために必要となる系統・機器について、「特別な保全計画(長期保管計画)」を定め、2012年3月16日、経済産業省原子力安全・保安院に保全計画の変更届出を実施した。
添付資料
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