トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所5・6号機開閉所西側付近道路脇の土手からの出火について(続報)
平成27年3月21日
東京電力株式会社
本日(3月21日)午前11時48分頃、福島第一原子力発電所5・6号機開閉所西側付近道路脇の土手からの出火に関する続報です。
双葉消防本部において、鎮火状況の確認を行い、本日(3月21日)午後0時24分に鎮火が確認されました。
延焼範囲については、詳細確認により約2m×10mおよび約2m×15mの2箇所であることを確認しました。
火災現場周辺の雰囲気線量は10μSv/hであり、空気中ダスト濃度は検出限界値未満(8.2×10-5Bq/㎝3)であることを確認しました。
また、現場を調査したところ、火災は5・6号機開閉所へ通じる道路の両脇で発生していること、延焼範囲に配管・ケーブルが通っていることを確認しました。
ケーブルは、5・6号機から免震重要棟へWebカメラ映像等およびモニタリングポストのデータを送信している通信ケーブル(2系統あるうちの1系統)ですが、通信状態に異常がないことを確認しております。
配管については、5・6号機で使用する生活用水配管および雨水処理設備で処理した雨水を移送するための配管であることが確認できましたが、そのうち、生活用水配管の一部が損傷しており、損傷箇所から水が漏えいしていることを確認しました。
生活用水配管の漏えい箇所については、現在、ビニールテープによる養生を実施し、漏えいは停止しています。
火災の原因については調査中ですが、現場調査の結果、車両の一部(損傷したブレーキ部品と思われる破片)が道路および延焼範囲に落ちており、火災発生の原因になった可能性が高いと考えております。該当する車両がないかも含めて、引き続き調査いたします。
本件に関わる資料および画像につきましては、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201503-j/150321-01j.html
以 上
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