トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報115)
平成27年1月12日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
1月12日に採取した地下水観測孔No.1-12の汲み上げ水については、セシウム134,セシウム137、コバルト60および全ベータの値が、前回値と比較して高く、過去最高値が検出されましたので、お知らせいたします。
<地下水観測孔No.1-12の測定結果:今回(1月12日)採取分>
・セシウム134: 140 Bq/L
・セシウム137: 470 Bq/L
・コバルト60 : 1.9 Bq/L
・全ベータ :15,000 Bq/L
<参考:前回(1月8日)採取分>
・セシウム134:2.8 Bq/L(お知らせ済み)
・セシウム137:7.8 Bq/L(お知らせ済み)
・コバルト60 :検出限界未満
・全ベータ :260 Bq/L(お知らせ済み)
また、本日採取した他の観測孔の測定結果についても有意な変動は見られていません。
明日(1月13日)、再度、本観測孔で採取するなど、今後も監視を継続いたします。
なお、地下水観測孔No.1-12の位置する1・2号機取水口間では、海洋への流出防止を目的として、ウェルポイントにおける地下水の汲み上げを継続しています。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.