トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所Jタンクエリアからの水漏れについて(続報)
平成26年12月17日
東京電力株式会社
多核種除去設備処理水をJ6タンクエリアに移送時に発生した漏えいに関する続報です。
現場確認の結果、漏えいした水は近くの土壌に染みこんでいること、また配管トレンチに溜まっており、その先も土嚢により流出が止まっていることを確認したことから、海への流出はないと判断しました。
漏えい量は、移送量と移送時間から約6トンと推定しております。
至近(12月15日)における当該処理水の分析結果は、以下の通りです。
・多核種除去設備A系処理水:8.9×10^1 Bq/L(全ベータ)
・多核種除去設備C系処理水:1.2×10^2 Bq/L(全ベータ)
今後、漏えいした土壌の回収および配管トレンチに溜まった水の回収を行います。
また、本件については、本日(12月17日)午後4時25分に核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法令第62条の3に基づき制定された、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき。」に該当すると判断いたしました。
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.