トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止について(続報)
平成26年11月27日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止に関する続報です。
現場を確認したところ、以下のことがわかりました。
・使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)に漏えい等の異常は確認されませんでした。
・使用済燃料プール代替冷却系の空気作動弁に、作動用空気を供給している空気圧縮機が停止していました。(空気圧縮機は2台設置されており、通常は1台運転、1台は待機状態)
・警報は「系統入口流量低」が発生しましたが、他に異常を示す警報は発生していません。
使用済燃料プール代替冷却系が自動停止した経緯については、何らかの要因により運転中の空気圧縮機が停止したため、空気作動弁が閉動作し、使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)が自動停止したものと推定しております。
今後、以下の対応を行います。
・空気圧縮機の健全性を確認した上で、待機状態にあった空気圧縮機を起動し、空気作動弁の開閉試験を行います。
・その後、自動停止した使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)を起動させます。
なお、使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)の起動に要する時間は、2時間程度と見ております。また、空気圧縮機が停止した原因について、今後調査してまいります。
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.