トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所 多核種除去設備(ALPS)A系における処理運転の停止について(続報)
平成26年5月17日
東京電力株式会社
多核種除去設備(ALPS)A系のブースターポンプ1の出口側で採取した水が白濁していたことに関する続報です。
系統水の分析結果については、以下の通りです。
[5月17日採水]
・A系の系統出口水:全ベータ 240 Bq/L
A系の系統出口水の全ベータの値は、昨日(5/16)の分析結果(320 Bq/L)と比較しても、通常の変動の範囲内でした。
現場を調査したところ、A系のクロスフローフィルタ(CFF)5の出口水において、白濁が確認されており、クロスフローフィルタから炭酸塩スラリーが透過している可能性があることから、引き続き原因調査を行います。
なお、現在処理運転中のC系の系統水については、白濁は確認されておりません。
【参考】
多核種除去設備の系統図は、下記資料の41ページ(PDF)をご参照ください。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/l140407_03-j.pdf
多核種除去設備A系の系統図は、下記資料の20ページ(PDF)をご参照ください。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2014/images/handouts_140418_13-j.pdf
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.