トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報103)
平成26年3月11日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
3月6日に初めて採取した海水の調査地点、福島第一1~4号機取水口内南側(遮水壁前)におけるトリチウムの測定結果(新規)と、3月11日に採取した1~4号機タービン建屋東側の地下水観測孔No.2-6の測定結果をお知らせいたします。
<1~4号機取水口内南側(遮水壁前):3月6日採取分>
・トリチウム :110 Bq/L(新規)
・セシウム134 :4.6 Bq/L(3月7日お知らせ済み)
・セシウム137 : 13 Bq/L(3月7日お知らせ済み)
・全ベータ : 78 Bq/L(3月7日お知らせ済み)
<地下水観測孔No.2-6の測定結果:3月11日採取分>
( )内の数値は、3月6日採取分の前回値
・セシウム134 : 17 Bq/L (1.4 Bq/L)
・セシウム137 : 50 Bq/L (4.3 Bq/L)
・全ベータ :1,800 Bq/L (1,800 Bq/L)
1~4号機取水口内南側(遮水壁前)のトリチウム濃度は、4号機スクリーン(シルトフェンス内側)の海水のトリチウム濃度とほぼ同等の値でした。
<4号機スクリーン(シルトフェンス内側)の海水のトリチウム濃度>
・トリチウム :170 Bq/L(3月3日採取分)
地下水観測孔No.2-6のセシウム濃度は、前回値と比較して10倍程度上昇しております。
ただし、全ベータ放射能濃度については前回値とほぼ同等であることから、観測孔内の水を採取してから分析するまでの過程において、何らかの放射性物質が混入したものと考えられ、明日(3月12日)、再度、サンプリングを実施する予定です。
その他の分析結果については、前回と比較して有意な変動はありませんでした。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
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