トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて(続報70)
平成26年2月28日
東京電力株式会社
平成25年8月19日に発見した「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れ」に関する続報についてお知らせいたします。
本日(2月28日)採取した地下水観測孔E-9の全ベータ濃度が前回(2月26日採取)と比較して10倍程度上昇していることが確認されました。
<地下水観測孔[E-9]の分析結果(2月28日採取分)>
・全ベータ: 8,300 Bq/L
<地下水観測孔[E-9]の分析結果(2月26日採取分)>
・全ベータ: 740 Bq/L
【これまでの最高値】
<地下水観測孔[E-9]の分析結果(平成26年2月19日採取分)>
・全ベータ: 6,100 Bq/L
原因としては、現在、地下水観測孔E-9付近では汚染土壌回収のための掘削作業を行っており、その影響で周囲の汚染が観測孔内に流れ込みやすい状況にあったものと考えております。なお、今回と同様の状況は過去にも発生しており、その際の全ベータ値は6,100 Bq/L(採取日2月19日)でした。
引き続き、ウェルポイントでの汲み上げと監視の継続を実施してまいります。
その他の分析結果については、前回と比較して有意な変動はありませんでした。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.