トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報86)
平成25年12月27日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
12月26日に採取した地下水観測孔No.1-11の全ベータについて、12月23日に採取した測定結果と比べ高い値が確認されたため、12月27日にあらためて水を採取し、測定しております。測定した全ベータの結果は250 Bq/Lで、前回と比べ低下しております。
地下水観測孔No.1-11は、1,2号機間の地盤改良箇所の内側であり、当該エリア内については全ベータが高いレベルで検出されている地点もあることから、地下水の動きなどにより一時的に上昇した可能性が考えられます。
なお、ガンマ核種については、前回と比較して有意な変動はありませんでした。
<地下水観測孔分析No.1-11 測定結果>
今回:12月27日採取分
セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:0.41 Bq/L)
セシウム137:1.3 Bq/L
全ベータ:250 Bq/L
前回:12月26日採取分
セシウム134:0.72 Bq/L
セシウム137:1.4 Bq/L
全ベータ:2,300 Bq/L
前々回:12月23日採取分
セシウム134:0.45 Bq/L
セシウム137:0.93 Bq/L
全ベータ:検出限界値未満(検出限界値:24 Bq/L)
今後、監視を継続してまいります。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.