平成25年11月29日
東京電力株式会社

　８月19日に発見した「福島第一原子力発電所構内Ｈ４エリアのタンクにおける水漏れ」に関する続報についてお知らせいたします。

　Ｈ４エリア周辺の地下水観測孔（Ｅ－１～９)および新たに設置したウェルポイントについて、11月27日に採取した水の全ベータおよびトリチウムの分析を実施しました。

　今回新たに分析したウェルポイント（バキュームによる強制的な揚水設備）からのくみ上げ水の全ベータおよびトリチウムの分析結果は以下のとおりです。

　＜ウェルポイントの分析結果（新規）＞
    ・11月27日採取分：全ベータ　  12,000Bq/L
                      トリチウム 110,000Bq/L
　また、11月27日に採取した観測孔Ｅ－１における全ベータおよびトリチウムは11月26日に採取した分析結果と比較して低い値となっております。

　＜観測孔Ｅ－１の分析結果＞
    ・11月27日採取分：全ベータ　    14,000Bq/L
                      トリチウム    62,000Bq/L
    ・11月26日採取分：全ベータ　    93,000Bq/L
                      トリチウム   470,000Bq/L

　なお、その他の観測孔Ｅ－２～９の全ベータおよびトリチウム分析結果は、前回採取（Ｅ－１～５：11月26日、Ｅ－６～８：11月20日、Ｅ－９：11月25日）した分析結果と比較して大きな変動はありませんでした。

　今後も監視を継続してまいります。

　サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
　ＵＲＬ：http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html

以　上