トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 多核種除去設備(ALPS)C系統におけるスラリー移送ポンプの停止について(続報3)
平成25年9月29日
東京電力株式会社
多核種除去設備(ALPS)C系統におけるスラリー*移送ポンプの停止についての続報です。
バッチ処理タンク2C内部調査の結果をお知らせします。
バッチ処理タンク内部には、タンク内部を昇降する仮設梯子固定用のゴムパッド(以下、「梯子用ゴムパッド」という)が2箇所、仮設足場設置用のゴムパッド(以下、「足場用ゴムパッド」という)が4箇所あり、合計6箇所のゴムパッドがあり、梯子用ゴムパッドはテープで取り付けられており、その内1箇所が剥がれドレン孔を塞いだため、流量が低下したものと判断しました。
そのため、残り1箇所の梯子用ゴムパッドについても回収いたしました。
なお、足場用ゴムパッドについては、接着剤で固定されていることおよび取り付けた状態に異常のないこと、さらに、バッチ処理タンク2C内にその他の異物が無いことを確認いたしました。
また、バッチ処理タンク1Cについても、同様の調査を進めております。
なお、前回お送りした続報2において、回収した異物を「ゴムパット」とお知らせしておりましたが、正しくは「ゴムパッド」です。お詫びして訂正いたします。
多核種除去設備の系統図および点検結果の資料については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130929_03-j.pdf
*α核種等を取り除く目的で、処理水に塩化第二鉄、苛性ソーダ、ポリマーを添加することにより形成される沈殿物を含む液体。
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.