トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における1~4号機建屋周辺地下水の詳細分析結果について(1,2号機周辺測定結果)
平成25年9月12日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機建屋に隣接している井戸(サブドレンピット)の浄化試験をした結果、ピット内の溜まり水から放射性物質が検出されています。その流入経路としてフォールアウトの可能性があることから、新たに1~4号機建屋周辺に観測井を設置し、フォールアウトの影響について確認することとしています。
昨日(9月11日)、新たに設置した1号機タービン建屋海側のサブドレン観測井(1T-4)および新たに設置した2号機タービン建屋海側のサブドレン観測井(2T-1,2T-2)の水を採取し、本日(9月12日)、セシウムおよび全ベータ等の測定結果が取りまとまったことから、お知らせいたします。
<サブドレン観測井1T-4(1号機タービン建屋海側)>
・9月11日採取分:
セシウム134 ND(0.46 Bq/L)
セシウム137 0.88 Bq/L
全ベータ 9500 Bq/L
<サブドレン観測井2T-1(2号機タービン建屋海側)>
・9月11日採取分:
セシウム134 ND(0.36 Bq/L)
セシウム137 0.66 Bq/L
全ベータ ND(24 Bq/L)
<サブドレン観測井2T-2(2号機タービン建屋海側)>
・9月11日採取分:
セシウム134 ND(0.47 Bq/L)
セシウム137 ND(0.60 Bq/L)
全ベータ 830 Bq/L
※NDは検出限界値未満を表し、( )内に検出限界値を示しております。
また、9月9日に採取した4号機タービン建屋海側のサブドレン観測井(4T-1)におけるトリチウムの測定結果については、1800 Bq/Lでした。
<サブドレン観測井4T-1(4号機タービン建屋海側・南側)>
・9月9日採取分:
トリチウム 1800 Bq/L
セシウム134 ND(0.38 Bq/L)(お知らせ済み)
セシウム137 ND(0.44 Bq/L)(お知らせ済み)
全ベータ ND(17 Bq/L)(お知らせ済み)
※NDは検出限界値未満を表し、( )内に検出限界値を示しております。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.