トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報48)
平成25年9月4日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
9月3日に初めて採取した1~4号機タービン建屋東側観測孔の地下水観測孔No.1-9におけるセシウムおよび全ベータの測定結果が取りまとまったことから、お知らせいたします。
<地下水観測孔No.1-9の測定結果:9月3日採取分>
・セシウム134:170 Bq/L
・セシウム137:380 Bq/L
・全ベータ:470 Bq/L
測定の結果、地下水観測孔No.1-9については取水路内海水と比較して全ベータは同程度ですが、セシウム134およびセシウム137については、約7~15倍でした。
上記測定箇所については、今後、サンプリング・分析を継続し、監視してまいります。
また、採取した水が混濁していたことから、ろ過してガンマ核種を再測定した結果、セシウム134、セシウム137ともに、ろ過前の値と比較して1/3程度となりました。
引き続き、他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて、監視を強化してまいります。また、護岸の地盤改良工事を継続するとともに、今後、取水電源ケーブルトレンチ内の汚染水の移送、閉塞および海水配管トレンチ内の汚染水の浄化など汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいります。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.