トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報30)
平成25年8月6日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
本日(8月6日)取りまとまった測定結果は以下のとおりです。
・地下水観測孔No.1-5の再採取したガンマ核種および全ベータ(8月6日採取分)
・地下水観測孔No.1、No.1-2、No.1-3、No.1-4、No.2、No.2-1、No.3、No.3-1のトリチウム(8月1日、2日採取分)
・地下水観測孔No.1、No.1-2、No.1-3、No.1-4、No.2、No.2-1のガンマ核種および全ベータ(8月5日採取分)
・港湾内海水(1~4号機取水口内北側海水、1・2号機取水口間海水(表層・下層)を除く)のガンマ核種および全ベータ(8月5日採取分)
・地下水観測孔No.1-2のろ過後のガンマ核種(8月5日採取分)
地下水観測孔No.1-5(地下水観測孔No.1-3の西側)における本日(8月6日)採取した水のガンマ核種および全ベータの結果については、前回(8月5日採取分)と同様に高い値が検出されております。また、今回はアンチモンが検出されております。
その他の測定結果については、前回と比較して大きな変動はありません。
<地下水観測孔No.1-5>
・8月6日採取分:
セシウム134 260 Bq/L
セシウム137 540 Bq/L
アンチモン125 6.7 Bq/L
全ベータ 47,000 Bq/L
・8月5日採取分(お知らせ済み):
セシウム134 310 Bq/L
セシウム137 650 Bq/L
アンチモン125 ND(検出限界値:6.4 Bq/L)
全ベータ 56,000 Bq/L
引き続き、他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて、監視を強化してまいります。また、護岸の地盤改良工事を継続するとともに、今後、取水電源ケーブルトレンチ内の汚染水の移送、閉塞および海水配管トレンチ内の汚染水の浄化など汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいります。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.