トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報29)
平成25年8月5日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
地下水観測孔No.1-5(地下水観測孔No.1-3の西側)について、本日(8月5日)に採取した水のガンマ核種および全ベータの測定結果が取りまとまったことからお知らせいたします。
ガンマ核種および全ベータともに前回と比較して高い値が検出されました。
<地下水観測孔No.1-5>
・8月5日採取分:セシウム134 310 Bq/L
セシウム137 650 Bq/L
全ベータ 56,000 Bq/L
・7月31日採取分(お知らせ済み):
セシウム134 21 Bq/L
セシウム137 44 Bq/L
全ベータ 1,200 Bq/L
なお、明日(8月6日)再度、当該観測孔の再サンプリングを実施し、分析を行う予定です。
引き続き、他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて、監視を強化してまいります。また、護岸の地盤改良工事を継続するとともに、今後、取水電源ケーブルトレンチ内の汚染水の移送、閉塞 および海水配管トレンチ内の汚染水の浄化など汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいります。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.